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我々が保護者の我が儘を許す理由。

こんにちは。

ゴールデンウィークも後半に突入し、一日中、掃除に明け暮れたもずくです。

前回の記事で、家庭訪問日の決め方と、

そのルールをぐいぐい無視してくる保護者のことを書きました。

家庭訪問がやってくる!

このくらだん記事に対して、貴重なご意見をいただきましたので、

紹介させてください。

コメントの主様はmotomasaong様です。

現代謡曲集 能というブログを主宰していらっしゃる方です。


ないしろ骨太すぎて、世相に疎いもずくには

恥ずかしながら正座して読んでもよく分らないときがあります(^_^;)



ところで、

頂いたコメントはこちら。

「中学校の学区は広いので、
 各ご家庭に最短の待ち時間で家庭訪問するには、
 この順番になります。
 皆さん、ほとんどが共稼ぎですから、
 この方法しかありません。
 この時間帯にご自宅に「必ず」ご両親のどちらか、
 居てください。
 いらっしゃらない場合、
 お子さんの成績に影響いたします。
 どうしても都合の悪い場合だけご連絡を。
 ただし全ての方の御用通りは不可能です」

そう手紙かメールを送り付けてやったら?

少なくとも先生の都合上、
こうでなければならない、
そうあらかじめ伝えたらどうでしょう?

それで気に食わない奴だけ、
希望を飲んでやったら?

そうすれば少なくとも、
従順な親なら、
しぶしぶいうことを聞くでしょうし、
その従順な親からPTAの役員などを選出すれば、
楽だと思いますよ。




最後の方、明らかに、ちょっとイライラしちゃってる

motomasaong様のお言葉に、人間味を感じるとともに、

そうだそうだ~~!!

と、痛く同感します。

が、しかし。

われわれは、このご意見に共感はすれども

実行はいたしません。

その理由について、まあ、お気づきでしょうが、書かせてください。



motomasaong様のお気持ちは、とてもよく分ります。

そして、われわれも、motomasaong様のご意見が

ガチガチの正論であることを、痛いほどよく知っております。

しかし悲しいかな、われわれは、国民の犬、そう、公僕でございます。

公務員の至上命題は、「国民全体の奉仕者」でございます。

どのような無理難題にも、国民の皆様の御意志を尊重の上、

最大限にサービスする義務があるのです。


昨今の学校ユーザー様(つまりは保護者)の

「お客様は神様」感は、半端ありません。

学校ユーザーの皆様は、

われわれ教員の手落ちには殊更

手厳しくクレームを付けられます。

ちょっとした手落ちも…いや、手落ちならまだ良い、

トンチンカンな自分の思い違いや子供の都合の良い嘘にも

簡単に踊らされ、大胆にクレームを付けられます。

世の中には、いつの間にか、

「公務員(=教員)はクズ」

という方程式が成立し、

その方程式を振り回せば面白い記事やニュースが出来るとばかりに

事実以上に歪曲されて

責め立てられる構図がまかり通っているように思います。

教育委員会には、市民のクレーム対応課がありますが、

そこには連日、

学校にクレームを付けるだけでは飽き足らない学校ユーザー様方の

猛烈なクレームが入っているそうな。



クレーマーの脅し文句は一様に

「教育委員会に言いつけるぞ」


これです。

我々教員は、教育委員会が怖いと思ってると誤解してるんですね。

正直、全く怖くありません。

全くです。

だって、教育委員会に勤める人のほとんどは、もとは机を並べていた同僚ですから。

教委に言いつけられたって、クビにもならないしね(笑)

クレーマーが「教育委員会に言いつけるぞ」というと

心に思い浮かぶ言葉はただひとつ

「やった、楽になる~」



でもね、そう自分で言っておきながら本当に教委に言いつける人なんて、実はいませんから。

「教育委員会」ってネーミングにビビってるのは、

本当はクレーマーさんの場合がほとんどです。




そうはいっても、我々は公僕です。

とにかく、ユーザー様のご機嫌を損なうことは、自分のクビを絞めることになります。

こんな生きづらい世の中で、教員にとって一番大切なもの、

それは何だと思いますか?

むちゃくちゃなクレームにも、

無理矢理過ぎる家庭訪問日程の変更にも

平身低頭、誠心誠意付き合う理由。

それは、ずばり、地域の信頼のためです。

これがないと、はっきり言って、仕事出来ない。



「あの先生は、良くやってくれる」

「この間相談したこと(=クレーム)良く聞いてくれた」

「家庭訪問の日程の無理を聞いてくれた(←無理って解ってる)」

「子供のために必死で動いてくれた」


こういう話は、クレーマー様に限って

案外広めてくれるものでして。

そういう一つ一つのプラスの噂話が、

積み重なるうちに絶大なパワーになる。



この商売、

はっきり言って人気商売です。

どんなに実力(この場合、授業力)があっても、ユーザーから人気ないと

学校って息苦しいんですよね…

子供は保護者の言葉に敏感ですから、

保護者とうまくやることは、結局子供と上手くやっていく上では

何よりも大切なことなのです。



そんなこんなで今日もまた

一軒家庭訪問日程は変更です(*^_^*)/

ダイジョウブ!!

もずく先生、

18時マデ、枠伸バシマスヨ…(気絶三度目)






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プロフィール

もずくねえさん

Author:もずくねえさん
地方の中学校で教師をしています。平生は決して表にさらすことのない、本音の熱い部分を、お届けします。(真面目バーション)

要するに、普段、柄でもない先生ヅラしているせいでたまりにたまってるストレスの解消のため、精神の安寧のため、ここに好きなこと書かせてください的な。(本音)

あ~、清少納言の気持ち、わかるわ~納言ちゃんもたまってたんだろうな~

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