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いじめる子にも、切実な理由がある。

こんにちは。

ちょっと衝撃的なタイトルでゴメンナサイ。

今日は、「いじめ」について考えてみたいと思います。

いじめ…いやですね。

いじめが原因で、命を絶つ子供の話をテレビや新聞で目にすると、胸が苦しくなります。

どうして周りは気づいてやれなかったのか、どうして救ってやれなかったのか、どうして逃げ出さなかったのか…周囲の大人は、きっと、自分を責めて、誰かのせいにしたいと思うに違いありません。

学校現場では、そんなにいじめが横行しているのでしょうか。

教育の現場にいる私からみると、答えは

「……う~ん……」

です。

正直、強いものが何の罪もない弱いものを、複数でいびり倒したり、あざけったり、たたいたり蹴ったり…なんて、わかりやすいいじめの形は、今や消滅したと思います。

むしろ…何というか…いじめには、一般的によく言われている形じゃないものが…存在しまして。

大人の目から見ると、それは「いじめ」であり、集団で糾弾するの、やめようよ、っていう案件なんですけど。

いじめている(とおぼしき)子供に言わせると

「いじめてなんかない!!俺たちのほうが被害者だ!!!」

となるわけで…。

どういうことだ?と思うでしょ?

これは、通常発達の範囲に収まる生徒と、通常発達の範囲に収まらない生徒との間にしばしば起こる問題なんです。

年齢が来れば同じように成長してくれたら話は簡単なんですが、人間は生き物ですから、発達にもばらつきがあり、中学生なのに、周囲が期待するような応答が出来ない生徒も ままいます。

これを、言葉が悪くて恐縮ですが、便宜上、発達障害と呼ばせてください。

発達に課題を持つ発達障害の子は、学級の中で何かと周りに迷惑をかけます。

発達障害の生徒は、小学校から申し送りで事前に連絡が来ていることが多く、我々は会う前から一定の情報を握っています。

しかし、はっきり言って、たとえそんな情報が全く無かったとしても、教室にいれば、一発で看破できる自信があります。これは、何人もの同年齢の生徒を複数年にわたって見比べる教員なら、みな、分かってくれる感覚だと思います。

発達に課題のある生徒は、動きや発言やものの考え方に通常とは違う独特のパターンがあり(このパターンは、生徒個々人によって違います)、その違いが、同じクラスの、同じ班の、同じグループの生徒を、非常に苦しめます。

我々は、大人ですから、発達障害の生徒のことを広い心で受け止め、出来ないことをフォローし、出来ることを褒めてやるだけの余裕があります。

ところが、生徒の側は、そうではないんですね。

同じように学級にいて、同じように生活して、同じように学習しているのに、その子だけ同じように出来ない。場合によっては、自分がとばっちりをうけることもあるし、なんだか先生達は、その子のことばかり かばうような気がする。

これが、通常発達の範囲内に収まる生徒が、発達に課題のある生徒を強く糾弾する直接的な原因になります。

あいつだけ、ずるい。

これが、いじめの構図のように受け取られるわけです。

当然、発達障害の子は家で学校でのトラブルについて話しますから、親御さんが「いじめ」を心配して学校に相談に来られます。



この問題、簡単に解決がつきそうで、実は非常に難しい問題なんです。

最もストレートな解決の方法は、

「○○君には出来ないことがある。その課題を克服するために、今頑張っているんだ。そのことを、みんなにも分かってほしい。」

ときちんと学級で全員に語りかけることです。

生徒は、いろいろ出来ない発達障害君のことに、すごくもやもやしています。

大人が思うほどすんなり、「あ、この子は出来ない子なんだな。」とは理解できません。

だから、きちんと、伝わる言葉で、説明してやるのです。

そうすると、学級の通常発達の生徒は、「そうだったのか!」と納得します。

私のこれまでの経験からすると、この方法は結局一番有効です。学級に語りかけるときは、複数の教員がクラスに入るようにして、一人では対応しきれない生徒の表情の変化等を見ておいてもらいます。

ところが。

この方法、たいてい、上手くいかない…というよりも、この方法に、保護者を乗せることが非常に困難な場合が多いのです。

どういうことか?

自分の子だけを一心不乱に見つめている保護者さんの目には、自分の子供に発達の課題があるという事実が、どうしても受け止められないんです。

我々の口からは、決して言えません。

我々は、医者でもなければ、カウンセラーでもないのですから。

出来ることは、保護者の方に、気づいてもらうこと。

そのために、学校カウンセラーとの相談を勧めたり、児童センターのようなところを受診してみたら、と勧めるものの、残念ながら、たいていの場合は、右から左に流されます。

ここで、きちんと問題に向き合ってくれる保護者は、本当に少ないと感じています。

我々とともに、どうか前に進むために、子供の本当の姿、本来持っている特性から目をそらさないでほしい。

それが出来れば、子供の学校での居心地は、驚くほど良くなります。

「いじめ」

と、一言でくくらないで。

教師の言葉が くぐもって聞こえて、奥歯にモノが挟まったような物言いで、どうにも話にならない先生だと思ったら、むしろ、腹を割って話すべきなのは、保護者の方なのかもしれません。






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私の出会った個性の強すぎる先生達⑧

こんにちは。

これは、私が以前、転勤した先で出会った先生の話です。

その先生は、40代前半、穏やかな理科の男性教諭です。仮に名前をK先生としましょう。(実名とは無関係)

その学校に異動が決まったとき、K先生を知る先生方から、異口同音に注意?されました。

「K先生、めちゃくちゃ写真撮るから、気をつけて。」

写真撮る?

趣味でしょうか?

別に良いんじゃないかと思いますけど。

気をつけてってどういうこと?

「写真撮るんですよ、マジで。とにかく、隙あらば撮りますから。」

あのね…もずくが20代の若い頃ならともかく、こんなおばさんの写真なんか、誰も撮らないって。

「いや、違うんですよ、そんなの関係ないんです。女性の写真をひたすら撮るんですよ。気をつけた方が良いですよ。」

…そうなの?

まあ、顔も知らないし、気の付けようもないんだけど。

「すぐ分かりますよ!だって、いつも、すごい機材抱えてますから。一発で分かります!」



転勤初日。

学校の正門に、写真屋さんが来ていました。

きっと、4月1日は、入学者説明会に新一年生が来るので、それを撮りに来たのだと思います。腕に腕章、カメラバッグに、多分500ミリくらいの超望遠レンズ装着してる。服装はカメラマンベスト。

準備万端ですね。

…て、私撮ってるんですけど~~~~~!?

も、も、もしやこれがうわさのK先生!?

どう見ても業者さんでしかありません。

どうやら、転勤してくる先生方の初日の姿を撮影するという名目らしいのですが。一体、それが何の役に立つのでしょう??



その後もK先生のカメラワークは非常に冴えており。

全校集会や、体育祭、文化祭の度に出入りの業者顔負けのカメラ抱えて撮影。撮影。撮影。

なにしろ、教員ですから、普通の業者には撮れないアングルでの写真撮影が可能です。

生徒総会で発言する生徒の真下に潜り込んで、下から舐める角度で撮る。撮る。撮る。しかも女子。

趣味も、行き過ぎると、多少の不気味さを伴うとはこの事で。

女性教員は、なんとなく薄気味悪く感じていたちょうどその頃。

K先生が、他の先生と話しているのを聞いちゃったんですよ。

「K先生、僕も生徒の写真撮りたいんですが、カメラ構えてると生徒がどうしても身構えちゃって。」

「うん、そういうところあるよね。だから僕は長いレンズで遠くから撮影するんだよ。」

なるほど…そういうことだったのか…遠くからなら、生徒に撮影を意識させずに自然な表情を収めることができます。

が!

その続きがすごかった!!

「まあね、どうしても自然な表情が撮りたかったら、こんなのあるよ。ほら。」

出てきたのは…

胸ポケットに挿せる、ペン型カメラ!!



いやいやいや、それ、ダメでしょう~~~!?

いくら写真が趣味とは言え、それ、別の趣味とも受け取られかねませんから~~~~(汗;)

こういうところを、「注意しろ」って、みんな言ってたんですね。

私の出会った個性の強すぎる先生達⑦

こんにちは。

とてもじゃないけど、一回の記事に収まらない、ビッグサイズのF先生。

私の出会った個性の強すぎる先生達④
私の出会った個性の強すぎる先生達⑤
私の出会った個性の強すぎる先生達⑥

さらなる不幸は、前期中間テストの時にやってきました。

幸いなことに大きな学校ですから、学年に複数の社会の教員がいます。

テストは、別の教員が作ることでなんとかなりました。

ところが、です。

中学校では、成績の管理のために、テストの採点を完了して、素点を入力しておかないといけない日が決まっています。

F先生。採点している気配がない。

普通、採点って、授業が済んだ放課後や、授業の空き時間にするものなんですけど。そんな様子もなく。

ホントはいけないんですが、家で付けたい先生もいるから、まあ、家で付けてるのかな…?

しかし、不安じゃないですか。

素点入力の少し前。

学年主任が、F先生に聞きました。

「F先生、テストの採点は大丈夫ですか?」

「あは、あは、あはは、ええ、まあ。」

「学校で付けないんですか?」

「あは、あは、あはは、家で。」

「持ってきたらどうですか?手伝いますよ。」

「あは、あは、あはは、いやそれが、なくなって。」

なくなって!?

どういうことですか~~~~!?

どうもこうもない、家に持って帰ったものの、どうやら、どこにあるかわからなくなったらしく。

それを今日まで黙ってたのはなぜ!?

直ちに校長と学年主任が、F先生を拉致って家に直行。

散らかりまくった家の中を漁りまくって探したそうな。

家のリビングにあちこち散らばって、全部回収するまで生きた心地がしなかったと、校長は後で笑わしてくれたけど。

回収して、学校に持って帰って、そしてちらっと見たもう一人の社会の教員が言いました。

「こういうのって…いやだね…」

指さす先に、大問1の合計点が書いてあります。

26点。

なにがいけないんでしょう?

「だって…大問1って、20点満点の問題ですよ…」



一から全部見直すと、すげ~~~!!

答えが「アマゾン川」の問題、「ミシシッピ川」も正解。「ナイル川」も正解。

答えが「A」の選択問題。「B」も「C」も「D」も正解。

○も×も、もうむちゃくちゃなんですよ…

その日から、学年の先生総出で付け直し。

必死に付けてるそばで、F先生は「あは、あは、あはは」してました、ずっと…

きっと、もずくが話盛ってると思ってるでしょ?

これまだまだ序の口ですから。

全部実話だし、もっとすごいことが山ほどあっんですよ、実際。

結局、その後のテストは全部、管理職が採点してました。毎回ね。。。。。。お疲れ様です。管理職って大変ダネ…



F先生は、こんなことをずっと繰り返しながら、それでもなんとかこの業界の隙を突く形でしぶとく生き残っていたんでしょう。

一年契約の臨採ですから、次の年も別のところで迷惑かけて…の繰り返し。

ただ、うちの校長は違いました。

絶対にもう、この先生雇ったらダメって、教育委員会に直談判。

今年はなんとかうちで面倒見るけど、来年以降、どんなに人手が足りなくても、この人雇ったらダメって。

F先生だって、生きていくすべが必要ですから、気の毒な話なんですが、教壇に立つにはあまりにも能力が欠落しすぎています。

次の年から、F先生に雇用はありませんでした。

今はどうされているか、分かりません。

…と書くはずなんですが。

なんとF先生、翌年の文化祭に現れたんですよ、学校に!!!

前年度、あれほどのダークマターを校内にまき散らして散ったにもかかわらず、ですよ!

その神経を、ホント疑います。

あは、あは、と言いながら、校内を巡回…というより徘徊。

早々に校長に捕まって、校長室でお茶飲まされて、送り出されてました。

生徒だって騒ぐし、何しでかすか分からないし。

忘れられないF先生。

元気かな…あは、あは、あはは。




私の出会った個性の強すぎる先生達⑥

こんにちは。

シリーズでお伝えしています。前記事から読んでいただけると喜ばしい。

私の出会った個性の強すぎる先生達④
私の出会った個性の強すぎる先生達⑤

F先生の授業は、当然ながら、しっちゃかめっちゃかでした。

1年生の担当だったので、最初は良かったんです。生徒も緊張して何が何だかわかんないわけですから。

「この先生、おかしい」とか思う余裕もないわけです。

ところが、ひと月も経つと、1年生の授業も本格化してきますし、生徒も学校生活に慣れてきます。

こういうのって、最初からクレームになって上がってくるわけではありません。

最初は、少しずつ授業が成り立たなくなっていき、最終的に大きなクレームになって学校を襲うものなのです。

そもそも、授業がまともに出来たのか?

答えはNOです。

一年の相当早い段階で、板書を全くしない、教科書を読みもしない、授業目標も確認しない(今は授業の最初に一時間の達成目標を明示するのが常識です)、簡単な漢字も間違っている、ただ、ごにょごにょ話しているだけで、何を言っているかさっぱりわからないという苦情が生徒から上がり始めました。

そうなることは我々にも分かっていましたから、担当学級の担任や学年主任が注意するものの、全く改善しない。

そりゃそうです、注意して直るくらいなら、こうはなりません。

多分ですが、もはや能力の問題ではなく、脳の機能の障害なんですから。

生徒も次第に諦めてしまいます。

で、どうなったかというと。

授業崩壊です。

授業中に生徒が私語しててもお構いなし。なんだかごにょごにょ言ってるだけだから、生徒もバカにしてますますエスカレート。

黒板向いて板書する隙に、生徒は座席を大移動し、F先生が向き直ったときには教室中いす取りゲーム並みに入れ替わってる。

お菓子を食べる。

最初は板書のために黒板を向くタイミングの度に食べてたらしいんですが、そのうち先生の目の前でも平気で食べるようになったらしい。

何食べたかって?

じゃがりこ!!!


いやいや、音も臭いもするじゃろう!?

もはや、教室ではない、そこは何でもありの幼稚園。(幼稚園だって、そんな勝手なことは許されない。)

最終的には、授業中に、美術の課題が出来てないからって、デザインセットを出して授業中に色を塗った猛者もいたそうな。

先生、筆を洗いに行ってきますって、手洗い場を使っているところを、向かいの教室で授業してた教員に不審に思われて発覚したんですが。

そんな状態ですから、ほどなく、学校はクレームの嵐に見舞われることに。

もちろん、我々も八方手を尽くして、おりました。

校長、教頭と、社会科の主任を交えて、授業の仕方をレクチャー。学年の空き教員が巡視。担任が、教室で生活ノートを見る。本来なら職員室で行う仕事を、社会の授業中の教室に持って行って行う、などなど。

しかしどんなに対策しても、保護者の側からすれば、「教科担任を変えてくれ。」

要求はこれに尽きます。

フォローが現場のキャパを大幅に超えているので、教育委員会にも相談しました。

教育委員会から、たくさんの人が巡回にやってきましたが…

結論。教科担は変わらない。

よほど、犯罪行為に走ったとか、生徒に手を挙げたとか、そんなことでもないかぎり、一度雇用されたら首切るコトは出来ないそうです。

いや~…あんなにむちゃくちゃでも…クビにできないんだ…

まあ、自分たちがブッキングしたってのもありますしね…

続く。






私の出会った個性の強すぎる先生達⑤

こんにちは。

前日来、4月も結構すぎてから、本校に配属されたF先生のことを書いています。

私の出会った個性の強すぎる先生達④

赴任当日、職員朝会で紹介されたF先生は、見た感じ落ち着いた50代の男性教師でした。

細身の身体にきちんとした三つ揃えのスーツを着こなし、年齢の割に真っ黒い髪をぴしっと七三に分けて、ポマードでなでつけています。

ちょっと見た目は古くさいですが、教師然とした風貌。

ん?

いいんじゃね?

噂で聞いていた前日までの予想を覆す雰囲気。

F先生が我が校に来ると決まってから、F先生の前任校の知り合い教師に連絡を付けた好き者がいます。

前任校の教師は言ったそうです。

「F先生来るの?うん。来たらわかるよ。」


来たけど、わかんない。良い感じじゃない?

しかし。その見た目とは裏腹の、トンデモナイ本性が次の瞬間に!!

彼は配属の挨拶をおもむろにし始めました。

声が小さくて、聞き取りづらい。

みな、固唾をのんで聞き入っています。

「…で……京都に……自分の高校時代……○○高校の生徒と……人生の節目で……宇宙人の……」

え!?

今、宇宙人っていましたよね!?

何言ってるか、訳わかんないんですけど!?

スピーチはまだまだ続きます。

「私をほしがる人が……東京や……名古屋からも……宇宙の……スペースシャトル……」

は?は?ちょっとまって!!!!!!

超おかしいんですけど!!!!!

もはやこれは、教師とかなんとか言う前に、人としておかしい。

紹介した校長が目をぐりぐりさせながら、盛んに我々に目配せを送ってくる。

おい、君たち、わかるかい?このダークマターを、今年一年間面倒見るんだよ。(心の声)

ちょっとそんなにこっちに目配せされても困っちゃう。

良~く耳をすましても、結局F先生の言ってること、さっぱりわかりませんでした。

職員一同、コトの重大さに一瞬で気づき、目配せしまくる。

生徒には、「目配せするな!」って散々言うくせに。



F先生の逸話は、この先、シリーズにできるくらい、たくさんありまして…

例えば、私が遭遇した件で言うと。

F先生とは学年が違っていたので、直接的な関わりはあまりなかったのですが、部活の副顧問として組むことになりました。

チーフ顧問と、副顧問のもずくとF先生という三人構成。

部活には結構顔を見せてくれておりました。一言もしゃべらず、見ているだけ。

それでもいい。

いてくれるだけでありがたい。

あるとき、生徒が足を捻挫しました。

保健室に氷を取りに行かなければなりません。

F先生も駆けつけてくださったので、お願いします。

「F先生、氷を取りに行くか、ここについておくか、どっちかお願いします。」

そのとき、F先生は、こう、言いました。

「あは、あは、あはは、…今、何時?」

本当です。

もう、心の中で驚愕しました。

ダメだ、イカレてる…

言葉は悪いですが、多分、ボケてるんだと。。。

ずいぶん若年性ですが、痴呆が入ってると仮定すれば、なんとか説明がつきます。



こんなこともありました。

春を過ぎ、夏を過ぎ、秋の来た頃開催された部活の大会でのこと。

大会会場で、朝、会いますよね。

当然、朝の挨拶します。

「F先生、おはようございます。お休みなのに、お疲れ様です。」

F先生は言いました。はっきり。私に正対して。きちんと顔を見ながら。

「あは…あは…あはは…あなた、誰?」



こういう話は、当然ですが、学校でもします。

そりゃ、しちゃいますよね。だって、一大事じゃないですか。

でもね、学年団の先生達…この話に、驚きも、笑いもしてくれない。

ため息つきながらこう言うのです。

「もずく先生…そんなんいつものコトよ。」

いつものコトって…普通じゃないでしょ!?

「そうよ、普通じゃないの。」

こんな調子ですから、生徒とのやりとりや授業も大変です。

続く。





私の出会った個性の強すぎる先生達④

こんにちは。

シリーズでお送りしております、私の出会った個性の強すぎる先生達

私の出会った個性の強すぎる先生達①
私の出会った個性の強すぎる先生達②
私の出会った個性の強すぎる先生達③

お次の先生は、私の教員人生史上、もっとも忘れがたい、トンデモ先生です。

その先生は、臨時採用教師として、生計を立てている先生でした。

その昔は数学の教師として働いてたらしいのですが、我が校に赴任してこられたときは、なぜか社会の教師でした。

この辺りはもしかすると、前回書いた臨時免許を、どちらかの教科で出してもらっていたのかもしれません。

さて、その先生を仮にF先生としましょう。(実名とは関係ありませんよ。ただの私の趣味です。)50代中頃くらいの男性教員です。

F先生は、4月もすでに3、4日過ぎたくらいに、ようやく配属になった先生です。

超大規模校の我が校は、最後の最後まで学級数が読めません。

学区内に開発途上の大きな新興団地を抱えているため、3月末に引っ越してくる家族が後を絶たないのです。

学校では、学級が増えた場合に、どの教科の教員を増やすかという優先順位が決まっています。授業数の関係で、5教科の教員が優先的に増えることが多いです。その年は、時間数の関係で社会の教員が増えることになったのでしょう。


F先生が来ることになったとき、ちょっと一悶着ありまして。

学級数が増えたので、担任が必要になったのですが、F先生にすべきかどうかで結構長めの上層部会議が開かれました。

ここでいう「上層部」とは、校長・教頭・主幹・主任クラスの教員で構成する学校運営に関わる案件を話し合う人たちです。

当然非公開ですが、皆、机を並べて働いている仲間ですから、会議の内容はダダ漏れです。

ていうか、学校にはそもそも、箝口令が敷かれるほどの企業秘密ってありませんから、会議の内容は速攻で教員達の格好の噂になりました。

…どうやら、やばい奴来るらしい。

前回の記事でも書いたのですが、4月は、一番、臨時採用教師のいない季節。いそうでいないんです。臨採教師に募集してても、4月って切り替え時ですから、全然別の職種で就職決まっちゃったとか、そういう人も多い時期なんです。

で、うちに来たF先生が。

どうやら、鳴り物入りのダークマターだったらしく。

4月の3,4日まで、配属されずに教育委員会の手元に余っていたってコトからして、すでに「 う~ん」なんですけど、担任が出来ないってどういうこと?


結局担任は、大学を卒業したばかりの、右も左も全くわからない、臨採の男子教員がすることになりました。

これまたすごい非常事態ですよ。おわかりですか?

大学を卒業したばかりで、一度も教壇に立ったことがないばかりか、臨採なので初任者研修も受けない教師が、生まれて初めて担任を持たされるわけですから。

普通、初任者には、学級経営上のアドバイスをしたり、授業のやり方を教えてくれたりする初任者指導の専門教員がぴったり張り付いているのですが、それもない大卒臨採君が担任だなんて!!

もちろん、上層部会議も、苦渋の決断です。

50代男性F先生の方が良いのではないかという意見もかなりあったという話。

しかし。

この選択は大正解でした。

大卒臨採1年目君は、わからないなりに一生懸命で、人柄も相まって、不器用ながらもよい学級経営を行いました。

それにひきかえ、当のF先生ときたら…

もう、赴任初日から、すごかったんです!!

続く。

私の出会った個性の強すぎる先生達③

こんにちは。

前回書いたアゲとサゲの激しい数学の先生の話。 

私の出会った個性の強すぎる先生達②

私が出会った中でも、相当なクラスのタイフーン先生だったと思うんですが、その後の後始末が、これまた結構大変でした。

なにしろ、病休に入ったのが、4月の上旬ですから、臨採の教員がなかなか捕まらない。

学校の人事は、3月の20日前後に内部発表され、その後校内人事、4月の最後になって、学級数の増減に合わせる形で臨採さんが配属されます。

臨時採用教員になりたい場合は、あらかじめ教育委員会に登録しておいて(自治体によっては、臨時採用のための試験があったり、教員採用試験を使ったりする場合もあります)、3月末から4月最初に連絡が来るのを待ちます。

基本的に、うちの自治体では、臨時採用については学校裁量がなく、教育委員会の一存で配属されます。

ちなみに、非常勤講師と言われる働き方の場合は、学校が独自に準備することが出来ます。非常勤講師とは、時間制のアルバイトのようなもので、受け持ったクラスの授業だけやれば、後はなんの拘束もない働き方です。

ちっと前置きが長くなりましたが、つまり何が言いたいかというと。

人がいない。

そうです。教育委員会が持っていた持ち駒は、ほぼほぼ全部、放出した後なんです、4月の上旬って。

だから、なかなか臨採の先生が見つからない!!

しかも、数学や理科のような理系の臨採は、本当に見つからないんですよ。理系ってどうしても男性が多いし、男性で、臨採をしながらでも教師になる機会を伺う人は、やはり少ないのでしょう。

臨採が見つかりやすいのは国語、英語です。なぜなら、女性の得意な教科ゆえ、免許を持っている女性が多いことと、一度(教職以外の)職場からは遠のいたんだけど、またなにか仕事がしたいという社会復帰組さんが結構いるからです。

…またもや脱線してしまいました。

担任業務は結局、副担任の先生が行うことになったのですが、…副担任になるには理由があるわけで。

大きくは二つ。

一つは、校内で重たい仕事を担っている役付教師であること。(学年主任や教務主任など。)

もう一つは、ずばり、「担任させられない先生」であること。

幸いにも?そのときは学年主任が副担任でしたから、お気の毒とはこの事ですが、学年主任をしながら1組の担任をするという超ハードな状況に。

何が辛いって…学年主任しながら突然担任になることになっても、給料に変わりは無いですからね。

この辺りが、ちょっとどうなん?って思うところです。

…またまた脱線。今日は、頭ん中、こんがらがってる。

臨採の先生は結局5月前まで決まりませんでした。その間、校内の数学教師が交代交代に1組の数学を担当する形で何とかしのぎました。

来た先生は、なんとまあ、数学の教師ではなく、技術の免許もったおじいちゃんでしたよ。

本当にいなかったんでしょう。教育委員会も、誰かあてがわにゃなりませんから、退職した技術の教員に臨時免許を出して、頭数を揃えた次第。

当然ですが、数学よりも物作りが得意で、図形の学習をするときに、28面体だかなんだかの球体の図面を生徒に引かせて、作らせてました。

これがまた、クオリティが半端なく高い!

思い思いの色を塗られて教室後ろのロッカーの上に整然と並べられた28面体。

カオスです(汗;)

いや~、出だしからぶっ転んだ一年間でしたね。




私の出会った個性の強すぎる先生達②

こんにちは。

前日より、私の知る、愛すべき個性的な先生達の話を書いています。

私の出会った個性の強すぎる先生達①

次の先生は、40代、数学の男性教師です。

その先生は、他の学校から転勤してこられました。

明るく穏やか、朗らかな笑いを取って周りを笑顔にするような勢いのある先生です。

非常に頭が良く、転勤先の学校で教務部(生徒の成績や学籍や出席に関わる事務をつかさどる部門)に配属されるやいなや、時間割作成の仕事を自ら引き受け、新一年生の学籍関連の書類の作成も任せてくれと一手に引き受けられました。

転勤初日は、右も左もわからないのですから、たいていの異動教員は5時になると退校します。

しかしその数学教師は、初日から積極的に周りの教員とコミュニケーションし、物品のありかや校内LANの構築状況などを一気に点検。早くも敏腕ぶりを発揮して精力的に働いていました。

担任も引き受けて、1組を担当。

1組って案外重要なんですよ。

行事の時に一番に移動するのが1組。

式等で一番に名前を呼ばれるのも1組。

1組がちゃんとしていれば、他の学級はそれに追随すれば良いだけですから、1組の出方が問われます。

もちろん、自ら申し出て1組。

やる気の塊のような先生です。

2日目くらいで、多分、校内全ての先生と話したんじゃないですかね?事務とも、業務員さんとも、購買や昼食配膳担当のパートさん達とも…

明るく、華やかで、ひまわりのような先生です。

羨ましいくらいのバイタリティ。

3日目。

そろそろ、本格的に学校が動き出す頃です。学校の一年の初めは、戦場の最前線と言っても過言ではないくらいの忙しさ。学年開きに分掌(学校の事務はいくつかの部門に分かれています)業務、最後に学級の準備もしなければなりませんから、4月の最初はどの教員もたいてい10時くらいまで学校に残っています。

時間割の作成のための大元になる一週間の基本時間割も、この頃に組み始める必要があります。

3日目のこの日、その数学の先生は、学校を休まれました。

原因は体調不良だそうです。異動後ずっと夜遅くまでフルパワーで働いてらっしゃったので、お疲れが出たのでしょう。大切にしてほしいです。

4日目。

連続してお休みです。聞くところによると、インフルエンザに罹患したらしく。これは大変です。時間割の作成や学生簿の作成、担任業務など、重要な仕事を一手に引き受けられていましたから。

中でも、時間割の作成は急務です。

その先生に電話をかけ、どこまで出来ているか聞いてみると、もう少しで出来上がるくらいだそうで。家で出来る仕事だから、家で作って、学校にはメールで送るという。学級の方は明日から始まるが、取りあえず、副担が学級開きすることで対応。

5日目。

インフルエンザ。お休み。学級開き。副担が入学式の呼名。

6日目。

インフルエンザ。お休み。

教務主任が連絡を取る。

今の時代、時間割は昔のように固定ではありません。毎日、時間割作成の担当者が作成します。時間数の完全管理が至上命令ですから、指導要領に書かれている時間数を完全遵守するためには、毎日の時間割作成が必須条件です。

まずは基本の時間割を作成し、その時間割を元に、少しずつコマを動かしながら作る地道な作業。

教務主任「時間割出来ましたか?」

数学教師「体調が悪くて…明日にはなんとか…」

教務主任「ちょっと、時間が無いので、出来ているところまで送ってくれませんか?」

数学教師「了解です。」

…数分後。あちらから、メールが送られてきました。短い一文です。

「時間割が消えてしまいました。復旧できそうもありません。よろしくお願いします。」

ええええ~~~~!?

もう、学校は動いてるんですよ?

最初の2日くらいはなんとかなりますが、2,3年生は授業始まりが早いですから、とにかくすぐ基本の時間割が要ります!!

教務の先生達総出で時間割を組む。

幸いにも土日が挟まって、なんとかなったらしいですが…肝の冷える話です。

しかも、その先生…その後、そのまま病休に入られ…二度と再び、学校に来られることはなかったのです。

次の年、転勤…ていうか、なんか、学校じゃないところに配属されたらしいです…


後で聞いた話ですが、以前の学校でも病休を取られていたそうで…精神的な病だったらしいです。

状況からして、異動で来られたときの様子は躁状態だったのかもしれません。

過剰な自信と周りを圧倒する魅力。華やかな笑いと滑らかな口上。

今思えば、異常でした。

元気にしてるかな?

今もどこかで、上げたり下げたりしているのかもしれませんね。






私の出会った個性の強すぎる先生達①

こんにちは。

学校に勤めたり、子供を学校にやったりすると、いろんな先生に出会いますよね。

今日から、私の出会った、いろんな意味で忘れがたい、愛すべき先生達を紹介したいと思います。

一応、シリーズ化する予定ですが、予定は未定です(汗;)

まず、第一弾は、同僚ではなく、上の息子の担任だった理科の教師。

年の頃は50代後半、パリッと白髪の、元気の良いおじちゃん先生でした。

はきはきした物言い、自信に満ちあふれた態度…その先生が担任になったと聞いて、ちょっとうれしかった私。

ところがですよ。

この年、上の息子が結構ひんぱんにトラブルに見舞われまして。

まずは部活でのトラブル。

先輩に、「おまえの面、平目に似とるな。不細工よの。」と言われたそうな。

それは、まごうかたなき事実であり、決して空想でも妄想でも幻想でもないことは、親の私からしても納得の所存。

しかしですよ?言うたらいかんのんちゃうん??

上の息子は、先輩の手前、へらへらしてごまかしたらしい。が、この対応が結果として「こいつ、結構喜んどる。」という間違った身体サインと受け取られることになり、被害は拡大。

上の息子は「ヒラメ」とあだ名をつけられ、部室内をヒラメ泳ぎさせられ、ヒラメパンチとやらを編み出されてパンチを受け止める側になったそうな。

ある日突然、息子がぽつりと、「明日から学校行きたくない」という。

驚いて学校に相談に行くが、担任の先生曰く、

「まあ、よくある先輩のコミュニケーションですよ。心配ないです。」

いやいや、心配だろ!?心配かどうかは、担任じゃなくて、本人と家族が決めることだと思うんですけど。

次に、学級でのトラブル。

放課後の教室で、級友に訳もなく水筒を取られ、投げ回されたあげく、落ちた水筒が壊れてしまいました。

息子は、担任の先生に報告に行ったものの、先生は

「仕方ない。ものはいつか壊れる運命だ。」

と言ったそうな。

息子がちゃんと事情を説明しなかったとのかとも思いましたが、本人はきちんと話したという。

一件落着した形になっているようなので、電話するのが非常にためらわれたが、気になったので、連絡してみた。

そのときの言葉がこちら。

「お母さん、お母さんも中学校の先生なんだから、わかるでしょう?中学生は、よくそうやってものを壊すんですよ。いちいち怒ってたら大変ですよ。高価なものでもないのですから、穏便にいきましょうや。」

え~?おかしいですよね?

①まず、お母さんが中学校の先生だからわかる、という前提条件がおかしい。

②確かに中学生はよくものを壊すが、他人のものをよく壊したりはしない。

③高価なものではないが、大事にしていたものを壊された気持ちはないがしろにされたままである。

④穏便って、なに?

本来ならこの案件、上も巻き込んで大きな事案に発展してもおかしくないくらいのトンチンカンな対応なんですが。

残念ながら①お母さん中学校の先生 が、作用して、これ以上は大事にならぬよう、こちらが泣き寝入り。

最後に、英語の授業での出来事。

どうやらクラスが落ち着かなかったらしく、一年間、他クラスと同様に授業したものの、最後の最後に英語の教科書が一章まるまる出来なかったそうな。

そのときに英語の先生が「このクラスは騒がしいので最後の章は出来なかった。自分たちの不徳のいたすところとして大いに反省しなさい。」と言われて授業が終了したという。

上の息子が、言った。

「お母さん…そういうのって、いいんかね?僕は英語を習ってるからいいけど、他の人は困るんじゃない?」

この案件も、…すごく悩んだ末に、担任の先生に電話してみる。もちろん、電話をかけるときは、考えられる限り、相手に気を遣ってかけている。保護者から連絡が入るほど気の滅入ることはないのだから。

「あの~すいません、息子が…英語の授業最後まで終わらなかったって言うんですけど…大丈夫なんですかね…?」

担任の先生

「大丈夫ですよ。よくあることです!ご心配には及びません。」

電話を切った後、勤務校の英語教師に聞いてみた。

「一年生の、英語の最後の章、終わらなかったらしいんだけど。。。」

「それはダメでしょう!?過去形とかの、一番大切なところですよ。たっぶり5時間くらいはかかるところですから。」

もう一度電話。

「あの~、大事なところらしいですけど…」

「そんなわけはないですよ。最後の部分ですから大丈夫。」

話になりません。


…要するに、この先生の不思議な自信、これって、他人の話をちゃんと聞かないところに由来するわけで。

息子の遭遇したどの案件も、普通だったら聞き取りしたり、関係者に問いただしたり指導したりする事案なんだけど、この先生の一存だけで「大丈夫」って決まっちゃってる。

英語の件はどうしても見過ごせませんから、教頭連絡に切り替えると、次学年を迎えた4月、まだ学級開きの季節に旧クラスの生徒だけ集められ、英語の補習が行われたそうな…。たっぷり4時間かかったという。

今から10年以上も前の話だし、郊外の中学校のことなので、こんなにのんびりしているのかもしれないけど…

それにしても、釈然としない一年間でした。

古き良き時代の、教員大量採用時代の、最後の最後の先生だったのでしょう。

やり方が、今の時代とは合わないな…と、これは、教員目線ですけれども、思ったもずくです。

前後期制ってどうよ!?

こんにちは。

そろそろ、定期試験の季節です。

三学期制の学校では、こんな時期に試験なんてしないでしょうが、うちは前後期制の学校なので、この時期に前期期末試験が行われます。

前期と後期の切り替えは10月の半ば。

第二週と第三週を境目に前期と後期が入れ替わります。多分……

スミマセン、意識したことないので、多分その辺り。

前後期制って、なんで導入されたんですかね?

導入された当時は、「夢の前後期制」みたいな触れ込みだったんですけど。絶対的に、日本の風土に合いませんよね。

欧米のように、9月から始まって2月までの秋学期と、3月から始まって6月までの春学期とに分かれてれば、間に長い夏休みを挟んで二学期制の意義も大きいとは思いますが。

とにかく、日本の二学期制(前後期制)は、4月始まりを前提としたものだから使い勝手が悪い。

中学校に導入された当時は、いろいろと良いことばかり聞かされました。

ずいぶん前のことなので、正直、何聞かされたか忘れちゃいましたけど…。

①前後期制により、定期試験の回数が年間5回→4回に減る。

②始業式や終業式などの行事が年間6回→4回に減る。

③懇談会が年間2回→1回に減る。

④成績を出すのが年間3回→2回に減る。

こんな風に、「忙しい先生方が少しでも楽になるように」考えられた前後期制ですよって、教育委員会からの業界内文書で言われたような気がします。

最初は、夏休みが変な位置に挟まってるので嫌だったけど、それも慣れればなんてこと無くなるのかな?って思ってました。

それよりも、本当に、時間のかかる上記4つが軽減されるなら、それはそれで意義のあることだと思ったんです。


ところが…。


実際、運用を始めて見ると、予想外に圧力が強かったのが保護者の反応。

教員との懇談会が10月半ばのただ一回しかないじゃないか!(通常、学年の終わりには懇談会は設けられず、生徒が通知表を持ち帰ります。)

成績も、夏休み前に、そこまでの評価がわからないため、長期休暇のてこ入れがままならないじゃないか!

いやいや、ごもっとも、ごもっともですよ。

教員の立場から言っても、夏休み前や冬休み前に保護者と会えないのは辛い。長期の休みに入る前に、言っておきたいことが山ほどある生徒がいるんです。

しかし、こちらとしても、手ぶらで保護者に会うわけにはいかない。

何しろ、わざわざ時間を取って来ていただくわけですから。仕事をお休みしてきてくださる方もたくさんいらっしゃいますしね。

学校は前後期制になったものの、教員の側も、保護者の側も、気持ち的には前後期制がなじまないわけで。

で、どうなったか?

結局、こうなりました。

①’定期試験は4回だけど、夏休み明け、冬休み明け、春休み明けにそれぞれテストをすることにして、計7回に増量。

②’始業式や終業式は4回になったけど、夏休み前指導、冬休み前指導という名前の集会が増え、計8回に増量。

③’懇談会は夏休み前、前期終了後(10月)、冬休み前と計3回に増量。(学校によっては、3月もやるところがアリ)

④’成績は前期後期2回分に加え、夏・冬休み前に中間評価と言う名前の評価を出すことになり、計4回に増量。

ねえ。

何がいいことあるの!?

教えて?

本地の高校は、教育委員会の推奨する指針に2年程度付き合った上で、さっさと三学期制に戻しました。

しかし、小学校と中学校は未だに前後期制の学校がほとんどです。

馬鹿なんじゃないでしょうか?

誰一人、得する人間のいない前後期制。

でも、始めてしまったから辞められない前後期制。

米津玄師様が、8月30日のTwitterでつぶやいておられましたよ。

「死守せよ、だが軽やかに手放せ。」


ま、躯体が大きき過ぎるから、小回り利かんのんでしょうね…。
プロフィール

もずくねえさん

Author:もずくねえさん
地方の中学校で教師をしています。平生は決して表にさらすことのない、本音の熱い部分を、お届けします。(真面目バーション)

要するに、普段、柄でもない先生ヅラしているせいでたまりにたまってるストレスの解消のため、精神の安寧のため、ここに好きなこと書かせてください的な。(本音)

あ~、清少納言の気持ち、わかるわ~納言ちゃんもたまってたんだろうな~

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